前回始まりました新コーナー!対談シリーズ♪( ´ ▽ ` )ノ
ゲストをお迎えして、テーマについて、話しまくるコーナーです(*^_^*)
記念すべき第一回のテーマは『メトロノーム』♪本日はその2です♪
ピアニスト伊藤千尋(いとう ちひろ)さんを、ゲストにお迎えしています!(今後、『ちいちゃん』と書かせて頂きます♪)
『メトロノーム』その1をお読みで無い方は先にそちらからお読みくださいませ♪(´ε` )
★『メトロノーム』その3はこちら
★『メトロノーム』その4はこちら
★『メトロノーム』その5はこちら
■メトロノームの種類
使ってるメトロノームは振り子式でしょ?
小さい時はそうだね。
でも今は電子メトロノーム使ってる。
持ち運ぶ事が必要になってきたからね〜
家で使う事がほとんど無いから、振り子式はもう、実家に置いてきてるよ
そうなんだ。振り子で練習は最後にしたのはいつ? 笑
あーでも、教室(ピアノ教室)に置いてるから、それを使って練習したりはするけどね!
生徒の家とかにある場合は、振り子式使って一緒に弾いたりもするね
なるほどね〜
私は、小さい時は(ピアノの練習)ずーーっと振り子式でやってて、YAMAHA(ヤマハ)のメトロノームを使ってたんだよね。で、途中で壊れたかなんかして、SEIKO(セイコー)のに変わってたんだけど。
今販売しているメトロノームは分からないけど、当時家にあったSEIKOのメトロノームは、音が『カッッチーーーン!!カッッチーーーン』って、凄い金属音だったんだよね。耳につくと言うかね。
元々使っていたYAMAHAの音は、まぁ同じ金属音でも、柔らかい音と言うか、『ポクっ ポクっ』って感じで好きだったから、変わった時、子ども心にもちょっとショックだったね 笑
前の方が好きだったなーーーって
笑 そうなんだ!
なべまりは振り子式の方がいいの?
いや、ピアノの時は振り子式が良かったけど、今は(クラリネットは)完全に電子が良いかな。
ピアノで、電子メトロノーム使った事あったかなぁ…
なんか、ピアノで電子メトロノーム使うのって見難くない?
弾く音量が大きいと、電子音小さくて聞こえない時があって。
目で見ても、光とかでも、あんまり分かり難いと言うか…
あぁ、見てやるんだね
見てもやるし…
(ピアノ弾く時)横にメトロノーム置いて、振り子式が振れてたら、手元を見てたとしても、視界の端に入ってくるじゃん?
それが、電子式だと感じ難くてさ
あぁーー、なるほどねぇ〜!
見てなくても、分かるもんね
振り子の左右の振りが
そうなの
ガソゴソと引き出しから取り出したのは、コレ
電子メトロノーム
これ、昔ずーーっと使ってたんだけど…
へぇ〜どこの??
SEIKO(セイコー)だね。これ、音が凄く良くて、『ポク ポク』って素朴な良い〜音鳴るんだよね。
もーこれ今電池がなくて動かないんだけどさ。この電池がねーー、でっかい四角い電池で…
あぁー。オイル缶みたいなやつでしょ?笑
そうそうそう!分かる!オイル缶!笑
オイル缶?笑 角型電池↓
この電池、消耗品なのに値段結構高くて。一個確か500円位するんだよね。
高校、大学と使ってたんだけど、メトロノームは、すごい長時間使うから電池すぐ無くなっちゃって。しょっちゅう買い替えてたけど、学生のお財布には辛くてね。だんだん使わなくなってったね。
そうなんだ、結構するんだね、電池。このメトロノームはチューナー※も付いてるの?ピッチって書いてある。
※チューナー:音程(ピッチ、音の高さ)をメーターで表示して、正しい音程かどうかを確認する為の楽器関連器機。
いや、確かメーターは付いて無くて、任意の音を鳴らす機能があった筈。今電池切れてるから確認出来ないけど。
で、今はこの薄っぺらい、このメトロノーム使ってる。同じSEIKO(セイコー)だね。
これ良く見ると、クラリネットの柄が書いてあるの
ちなみに裏はピアノ型のスタンドになってる♪
へぇ~~!すごいね。
電子メトロノームの良い所は、『タッ タッ タッ』って基本のビートだけじゃなくて、『タッ チッ タッ チッ』って裏拍も鳴らす機能があるじゃん。これがね、高校でクラリネット始めてから、すっっっっごい使う様になった。裏拍とか、リズム変えられるんだよね。8分音符とか、3連符、16分音符とか。
へーーーーー!
これは?これはなんであるんだろうね?付点音符の中抜き。何に使うんだろう
あぁ、あれかな?3連符中抜きと付点音符の中抜きの違いかな?
あぁ、そうだね。付点音符が甘くなっちゃうのを防ぐ練習に使えるかな
確かに、これいいね。みんな付点は甘くなるもんね。小さい子とか、この3連符と付点音符の違い※、中々理解出来ないしね。
※付点音符の中抜きは同じ長さの短い音4つ並べた時の中2つ抜いたもの。3連符中抜きは短い音3つ並べたときの中1つ抜いたもの。
通常、中2つ抜いた付点音符を演奏する時に、(テンポが速くて追い付かない等)なぁなぁになってしまうと、3連符(写真右側)の様になってしまう事がある。これを俗に、付点のリズムが甘い、と表現する。
16分音符刻みののメトロノームをかけて、きっっっちり合わせる練習しなさい、って言われたのか、自分でやらなきゃって思ったかは忘れたけど、それは凄い使ったね。今でも使ってるし。
そっかぁ…メトロノームね、全然使わなかったなぁって思った。なべまりに言われて
でも、ピアノと管楽器、特に木管楽器はまたちょっと違うしね。木管奏者は必要だと思うよ。
私も、ピアノ曲はどうだったかなぁ…
ツェルニー※みたいな練習曲は使ってたけど
それこそ古典(古典派音楽)※とかソナチネ※、ツェルニー※とかは私も使ってたと思うんだ
※古典派音楽:クラシック音楽の歴史上、1730年代~1810年代の音楽。主な作曲家はハイドン、W.A.モーツァルト、ベートーヴェン。曲中のテンポの大きな揺れが少ない。
※ソナチネ:クラシック音楽の形式のひとつ。比較的短めの器楽曲。
※ツェルニー:カール・ツェルニー/Carl Czerny オーストリア作曲家、ピアニスト。ピアノの為の練習曲を数多く残している。
やっぱりそうだよね。ロマン派(ロマン派音楽)※とかはね、テンポ揺らして揺らしてだから、メトロノームに合わせてらんないもんね
※ロマン派音楽:クラシック音楽の歴史上、1800年代~1900年代の音楽。『ロマンティック』という言葉からも連想出来る様に、情熱的に感情に乗せた音楽が多い。古典派音楽に比べ、曲中のテンポの揺れも激しい。主な作曲家はシューマン、リスト、ブラームスなど多数に上る。
『メトロノーム』その3へ続く♩(´・ω・`)
★『メトロノーム』その1はこちら
★『メトロノーム』その4はこちら
★『メトロノーム』その5はこちら
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