指の動きを滑らかにする為のトレーニング

スポーツ選手などアスリートには技術コーチ、フィジカルコーチ、メンタルトレーナーなど、専属のトレーナーがいます。

テニスの錦織圭選手は↑の他にも、メディア対応、ヨガ指導、生活指導など、14人のコーチがいるそうです。

音楽、楽器をやるにも、先生について学ぶ事とは非常に大切です。

ところが、音楽の場合、先生にもよるかも知れませんが、教われるのは技術的な事や音楽的な事が大半です。

身体の使い方について教えてくれる方も中にはいらっしゃいますが、その内容はもちろん千差万別。
当たり前ですが、その先生が通って来たルーツ、研究している対象によっても変わってきます。

誰か先生について学ぶ事が大切である一方で、その先生が教えて下さる事以外は、当然自分から積極的に学んでいく姿勢が大切という事ですね。

私も日々勉強です( *`ω´)g

さて♪(´ε` )

今日はノルウェーにいた頃に教わった、指の動きを滑らかにする為のトレーニングをシェアします♩( ´ ▽ ` )ノ

で、本題に入る前に…
ブログ内で何度かお伝えしていますが、
私は
『はい、これとこれをやってね』
と言われて、その通り何も考えずにやるだけでは良くないと思っています。
なぜそれが必要なのか、それをする事で何を得られるのか、を理解した上で実践する事に意義があると思っています。

言われた通りやるだけなら、そのアドバイスしてくれた人が常に側にいてくれないと、自分で考えて成長していく事が難しくなるからです。

また、一方で、アドバイスを受けた時点で、自分にそれが必要かどうか分からなくても、後から振り返った時に、『ああ、あの時のアドバイスの意味がやっと分かった』と言う事も往々にしてあります。
ですので、自分の見解を入れずに取り敢えず素直に取り入れて、言う通りにやってみる事も大事なのです。

この2つは矛盾しているようですが、どちらも大切なんですね(*^_^*)

では今日のトレーニングのご紹介です。

【指の動きを滑らかにする為のトレーニング】

■トレーニングの目的
指を繊細な動きに慣れさせて、運指をよりスムーズにする

リズムを変える練習(練習方法 基本235)や、連続3回練習などでも越えられない壁がある場合などにも有効です。

■トレーニング方法
楽器は使いません。両手を使ったトレーニングです。

●ステップ1

両手を胸の前で向かい合わせにして、左右の指をそれぞれ合わせます。この時、指が浮かないようにしっかりと、でも力を入れ過ぎずに指同士をくっつけます。

image

●ステップ2

人差し指をゆーーーーっくりと左右対称に動かし、2cmまで離します。他の指はくっつけたままです。
この時、人差し指を動かすスピードは10秒かけます。
10秒で2cmです。秒速2mmですね_φ(・_・

image

ゆっくりとしたスピードで行うのがポイントです。
この速度だと、指が細かく震えたり、きっちり左右対称に動かす事の難しさが分かるかと思います。
出来るだけ震えずに、どちらかが早く動いたり、遅かったりする事のないように、気をつけます。

●ステップ3

同じく、秒速2mmで、10秒かけて、人差し指を元の位置に戻します。これで全ての指がくっついた状態です。

image

この時も、震えたりしないよう、左右で動きのスピードを揃えて動かすようにします。

●ステップ4

ステップ1〜3を人差し指、中指、薬指、小指、親指、と言うように、全部の指に対して順に実施していきます。

↓写真は中指を離したところです。

image

薬指が一番きついかも知れませんね;^_^A

日常生活では、あまりやらない動きなので。

■トレーニング頻度

可能であれば、1日一回ワンセットで行う事をお勧めします。

このトレーニングは続けると、震えも無くなり、左右対称に動かせるようになっていきます。
けれど、トレーニングをしばらくやらないと、また元に戻る可能性もあるので、継続する事をお勧めします♪(´ε` )

毎日が無理でも、どこでも出来るトレーニングですので、思い出した時にやってみましょう♪
今日も楽しく感謝の気持ちを持って、音楽出来ますように(=´∀`)人(´∀`=)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です