新コーナー対談シリーズ♪( ´ ▽ ` )ノ更新お待たせしております(´・ω・`)
ゲストをお迎えして、テーマについて、話しまくるこのコーナー(*^_^*)
第一回目のテーマは『メトロノーム』♪今回はその4です♪
ピアニスト伊藤千尋(いとう ちひろ)さんを、ゲストにお迎えしています!(今後、『ちいちゃん』と書かせて頂きます♪)
を、まだお読みで無い方は、先にそちらからお読みくださいませ♪(´ε` )
★『メトロノーム』その5はこちら
■自分の中のビート~続~
※『メトロノーム』その3からの続きです♪
父(声楽)が大学生の時にね、駅で電車待ってる時とかに、秒針の無い時計が駅にあって。分針もちょっとずつ動くんじゃなくて、1分たったらカチンって動くやつ。
それを待ってる間ずっと見ながら、60秒を頭の中で数えて、秒針が動く時にぴったりかどうかを試す…
って言うのをやり続けて、テンポ60※を訓練して覚えたらしい 笑
※テンポ60→1分間を60で割った速さ。つまり1秒と同じテンポ。
へーーーーー!
私が高校生だったかな?その話聞いたのは。
『なるほどねーー!』と思って、私はストップウォッチで鍛えてた時期があったね。(´・ω・)
ストップウォッチを見ないでピッてして、1分とか任意の長さでぴったり合わせる。
ストップウォッチだと、0.01秒単位で、どれ位ずれたか数字で分かるじゃん♪
それを、1秒でやったり、10秒でやったり、1分でやったり…してたなぁ
おもむろにiPhoneを取り出すちいちゃん 笑
やらせようとしてるよ、私 笑
最近やってないからなぁ
出来るかなー 笑
iPhoneのストップウォッチ機能を出して、画面を隠してLet’sトライ!笑
あなたも良ければやってみて下さい♪(´・ω・)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ストップウォッチ機能を使って、カウント部分の数字表示は何かで覆い隠し、10秒から始めましょう♪スタートとストップをカウントの数字を見ないで押します。ぴったり10秒に出来るかな??(*’▽’)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
はい、どうぞ
]お手柔らかに願いします 笑
じゃあ、まずは10秒にしようか
なべまり、10秒ぴったりゲーム、、クリアなるか?!
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はい!ココ!
結果は……
10秒23でした~~~(>_<)
んーーーーーーー
微妙----…
惜しいーーーーー!!
でも10秒圏内だね♪
これ、逆に10.00秒にするのって、見てても難しくない? 笑
はい、じゃあ次!20秒♪
おし!頑張ろ!
次は20秒ぴったりゲーム、、10秒ですら、ずれたのに、果たして結果は???
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・
・
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・
20秒!怖いなーーー
…ちら?
20秒98……笑
ほぼ21秒じゃん!( ;∀;)
■音楽と数学
えーーーすごいすごい!20秒圏内!
だめだね~衰えてる。やっぱり、やらなきゃ衰えるね
でもこれで1分とかなると、ずれも大きくなるよね
1分毎に3秒のずれかぁ…でかいね
そういう計算した事ある 笑
この曲は156小節で、テンポ60だから、1回通して演奏するのに、何分かかるかな…
って。計算出来るよなって、考えた事あったけど、疲れるから止めた 笑
多分計算に慣れてれば、すぐ出来るんだろうけど、すごく考えないと出来ないからさ、私(^-^;
『この曲の拍子は4/4拍子※だから、1小節で4秒かかる訳でしょ…156小節で4掛けて…4×156……それを秒→分に直すのか……(゚_゚)』疲れる!って思って止めた 笑
※4/4拍子:1小節(楽譜中で四角い枠で囲まれた範囲を1小節と言う)の中に、♩(四分音符)が4個分入る拍子の事。
大学の時にU先生(ヴァイオリンの先生)が、言ってた話。何の時だっけな?木管五重奏とか、アンサンブルを見てもらってる時かな?
『曲を一曲通す時に、例えばテンポ120の曲があるとするでしょ。
メトロノームに合わせて練習すると思うけど、曲中の表現において、速くなったり遅くなったりって言う、伸び縮みを当然作るじゃない?
その伸び縮みを、どれ位の頻度や長さにするのか、のバランスって、
120のテンポでメトロノーム通りに、最後まで通した時の演奏時間と、最終的に同じ演奏時間にする
のが、人間が聞いてて心地良い演奏なんだよ。
曲中速くなる部分の方が多過ぎても(120のテンポで通した演奏時間より短くても)、なんか急かされる様な気分になる演奏だし。
曲中遅くなる部分のほうが多過ぎても(120のテンポで通した演奏時間より長くても)、眠たくなる、後ろに引っ張られる様な演奏になる。
伸び縮みはどっちかだけではバランスが悪いから、最終的に時間的な辻褄(つじつま)を合わせる様に曲を作ると良いね』
って。
その話の時に、なるほどーーー!と思って。曲の演奏時間、私も計算したな
そう考えると、数字的な所はあるよね、音楽はやっぱり。
ちょっと話逸れるけど…
頭いい人がピアノ弾けたり、音楽出来るのってそう言う所と関係してると思うんだよね。
どっか数学的に考えられる人の方が、音楽作れるのかなぁって。
もちろん、凄い天才な人だったら、感覚だけで行けるのかも知れないけど…
でも、やっぱりそう言う数学的な所って、全く関係無いとは言えないのは、そこかなと思う
音楽やってると、逆に数学的な頭が育って、数学も得意になるって言うのもあるかもね。
和音※をピアノで弾くときにさ、瞬時に『3つ置きに弾く』とか、音を取る時に、無意識だとしても、『この音の何個上を弾く』とか。考えてるらしいね。だから数字の頭が育つらしいよ。
※和音:コード。音を同時に3つ等鳴らし、響きを作る。それにより楽しい感じがしたり、悲しい感じがしたり、音楽に色を付ける役割を持つ。
へーーーー
まぁ、どっちが先か分からないけどね(^-^;
鶏が先か、卵が先か、みたいなね
なるほどねぇ
■メトロノーム・エピソード
曲のテンポ表記ってさ、♩=100※とか書いてるじゃん。あれを教えている子供が理解してなくて(^-^;
※♩=100:メトロノームでテンポ100を鳴らす(1分間を100で割った速さ)。それを1回鳴らす毎に♩(四分音符)一個分の長さを演奏する。
ブルグミュラー※の『バラード』をやらせてるんだけどね…
※ブルグミュラー:ヨハン・ブルグミュラー/Johann Burgmüllerドイツ 作曲家、ピアニスト。ピアノ教則本『25の練習曲』が有名。
ブルグミュラー作曲:バラード↓(私の子供時代、先生に書き込まれたテンポがあるけど、お気になさらず(゚_゚))
この曲を凄いゆっくりやって来たんだよね。それで、『もう少し早くやろうか。目標決めよう!』って言って…
説明画像、見難くてすみません(>_<)
ちょっと解説致しますと…
このバラートの曲。楽譜上側に、付点4分音符=104って書いてあります。
↓↓↓
と言う事は、この曲では、メトロノームで104のテンポで鳴らして、その1回に付き、8分音符3つ分、までを弾く。
と言う事です。1回鳴らす中に3つ音を入れるんですね。
付点4分音符=104 と言うのは
8分音符=312 と同じです。
付点4分音符=8分音符×3 だからです。
104×3=312 ですね。
規定のテンポが速くて弾けない時、ゆっくりから弾きます。
例えば、
♪(8分音符)=312は速いので、
♪=160などで練習したりします。
『付点四分音符じゃ、拍取れないから、八分音符でやろう。
♪=160でいいから』って言ったのね。
そしたらね…笑
付点四分音符=160で練習してきちゃったの!!笑
楽譜表記のテンポより1.5倍位速い!
超速弾き!
超絶技巧だね 笑
出だしの右手はすっごい速くて、後から入って来る左手は、さすがにそのテンポは無理だから、今まで練習してたくらいのテンポで弾き出しちゃって 笑
左右の手でテンポ違う…笑 可愛いね
『どーーーしてこのテンポになったの??』って聞いたら、
『先生が言ったテンポでやったらこのテンポでした…。』
それは弾ける訳ないじゃん(^-^; 笑
『弾けませんでした…』って言うから、
『それは先生も弾けないわーー。でもそのやろうとした努力はわかったよ!先生が言った事を頑張ってやろうとしてくれたのね。ありがとう(>_<)
でも、ちょっと違ったね。速すぎたね(^-^;』って
家でそれ練習してたら、お母さんもびびっただろうね 苦笑
『本当にそれでやれって言ったの?!先生に…』って
そうだよねーー
子供は予想外の事するからね。面白いよ
子供は予想外の事するからね。面白いよ[/speech_bubble]
『メトロノーム』その5に続く(*’▽’)
★『メトロノーム』その1はこちら
★『メトロノーム』その2はこちら
★『メトロノーム』その3はこちら
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