※2017/1/14 楽器クロス&シルバーポリシュ、更新しました!
※2016/11/26 メトロノーム、チューナー、トーンホールクリーナー、更新しました!
※2016/11/09 マウスピースパッチ、譜面台、更新しました!
クラリネット吹きには欠かせない周辺小物・アクセサリーに焦点を当て、絶対必要なもの、人によっては必要な物、買わなくていい物まで、徹底解析っっ(*’▽’)
レベル別に6段階(【初心者編Ⅰ】【初心者編Ⅱ】【初心者編Ⅲ】【中級者編】【上級者編】【こだわり編】)に分けたので、どの段階の人には何が必要なのか、一目瞭然!(>_<)♪
前回
【初心者編Ⅰ】初めに必ず揃えたい
にて
■リード ■マウスピース ■(リガチャー) ■グリス ■スワブ ■タオルハンカチ ■クリーニングペーパー
の項目を解説しました。(↑リンク、別ページへ飛びます)
今回は【初心者編Ⅱ】【初心者編Ⅲ】をお届けします♪
吹奏楽やオーケストラの部活など団体さんに所属の方、または指導者、顧問の方向けに、小物・アクセサリーの共有使用オススメ度を5段階に分類しています!
これを見れば、一人ひとり全員が揃える必要のある物と、団体のクラリネットパートに1つあれば十分な物、とが分かるので、限られた予算内でどこまで揃えるべきか、判断材料になると思います。
また、どこにこだわるのかによって、『自分に必要な物かどうか』、が明確になります。
【人と共有使用オススメ度】
1…共有はないわ~
2…臨時、緊急事態の時ならいいかな
3…好き好きです
4…共有でも良いかと。でも自分専用のを持ってても◎
5…共有した方がお得
↓( )内の数字で表示
↓クリックで飛びます(リンク無い項目はこれから更新予定です)
【初心者編Ⅱ】始めて1か月頃までに用意したい『絶対使う』
(・ω・)/Yes,sir!
■(マウスピース)(1)(別ページ【初心者編Ⅰ】へ) ■ キーオイル(5) ■マウスピースキャップ(1)
【初心者編Ⅲ】始めて1か月頃までに用意したい『あった方が良い』
(・ω・)/Yes,ma’am♪
■サムレストクッション(2) ■マウスピースパッチ(1) ■譜面台(4) ■メトロノーム(3) ■チューナー(3) ■トーンホールクリーナー(4) ■楽器クロス(3) &シルバーポリシュ(5)
※なくていい ■パウダーペーパー(4)(クリーニングペーパーじゃないよ!)
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
【初心者編Ⅱ】始めて1か月頃までに用意したい『絶対使う』
■(マウスピース)
→別ページ【初心者編Ⅰ】へ飛びます
■ キーオイル
人と共有使用オススメ度★★★★★
キーオイルは一度に使う量が多くなく、使う頻度も1か月に1回程度です。一人で使っていても、そうすぐには無くなりません(笑)
ですので、可能ならば数人で1本を共有して使うのも良いかと思います。
吹奏楽部などのクラリネットパートには1本ご用意される事をお勧め致します(*’ω’*)
ちなみに、クラリネット以外の木管楽器にも、キーオイルは必要ですが、使用する粘度(オイルの硬さ、ドロッと具合)が違うので、パート毎に1本と言うのが、貸し借りのし易さなどから言っても理想かなとは思います。
●ピッコロ、フルート、オーボエ:粘度 柔らかめ
●サックス、バスクラリネット、ファゴット:粘度 硬め
●クラリネット:粘度 中間
が一般的には良いと言われています。(って事は、バスクラさんはサックスさんのを借りて使うのかΣ(゚Д゚)パート毎じゃなかった…)
【キーオイルは必要なの?】
キーオイルは使う頻度が少ないとお伝えしましたが、あってもなくても良い、と言う物ではありません。必需品です。消耗品ですが、そう頻繁に無くなるものでもないです。キーオイルを使う事で、楽器を正常な状態に長く保ちます。それが演奏の質を下げない事にも繋がります。
楽器は車と同じ様に、精密機械です。買いっぱなしで良いものではありません。車には、オイル交換や洗車、季節毎のお手入れ、メンテナンスが必要であるのと同様に、楽器も小まめなお手入れやメンテナンスが必要なんだ、という事を理解しましょう(*’▽’)
【キーオイルの役目】
クラリネットを分解した事がある方は分かるかと思いますが、クラリネットには金属のキーや部品がとーーーっても複雑に絡み合ってます。下手に分解すると元に戻せなくなります(苦笑)
それらの金属部品一つ一つが、キーを動かすことで擦れて摩耗(まもう)します。それを防ぐのがキーオイルの役目です。
また、錆(さび)を防いだり、キーを動かす時のガチャガチャと言うノイズ音が出るのを防いだりします。
【キーオイルの使い方】
写真見えますかね?(*’ω’*)
丸いポストと言う部分と、実際に動くキーの部品の境目にキーオイルを一、二滴垂らして、境目全体にオイルが行渡るように、注入口などで境目をなぞったりして誘導します。キーを動かしたりして数秒待ってから、余って垂れてくる分をタオルハンカチや楽器クロス等で拭き取ります。
※この時、絶対にスワブで拭き取っちゃダメ!!参考:スワブの使い方(←記事下部参照)
これを、ポストとキーの接続部全部に行います。
注意点としては、キーの穴の中や、タンポと呼ばれる穴を塞ぐ為のクッションにオイルが付かないように気を付けましょう(^^)/
●YAMAHA / ヤマハ キーオイル ミディアム KOM3
クラリネット用キーオイルです。粘度はミディアムですね(´・ω・`)
●YAMAHA / ヤマハ キーオイル へヴィー KOH3
サックス、ファゴット、バスクラリネット用キーオイルです。粘度は硬めのヘヴィー(´・ω・)
●YAMAHA / ヤマハ キーオイル ライト KOL3
ピッコロ、フルート、オーボエ用キーオイル。粘度はライトで柔らかめ(*´ω`)
●純金粉末入り改善キーオイル
私はこれ、愛用中です♪廣瀬管楽器研究所のキーオイル。これは、YAMAHAのキーオイルの様に、ただ部品の潤滑油としての役割だけでなく、楽器の響き、吹きやすさを改善する役割も持っています。これをポストに注入する事で楽器の振動効率が上がり、まるでリードを交換したかと思うくらい、吹き心地が変わります!(´▽`*)私はこれに手を出して依頼、他のキーオイルは一切使わなくなりました(*’ω’*)他では手に入らない商品ですね。
特設ページにて詳しく紹介しています↓入手法もこちらから!
クラリネットにさすだけで、楽器やリードの鳴りが良くなるキーオイル
■マウスピースキャップ
人と共有使用オススメ度★☆☆☆☆
写真右のキャップ、引き出しの奥から出てきました…年代物かよっΣ(゚Д゚)
マウスピースキャップはその名の通り、マウスピースに取り付けます。マウスピースに付いているリードを保護する役割を持ちます。リードの先端は14/100mmなどと、とっっても薄くて繊細です。服の袖にちょっと引っ掛けたりするだけで、割れたり折れたりしてしまいます。
楽器を組み立てたまま、ちょっと休憩したり、楽器を持って部屋を移動する時などは、必ずこのマウスピースキャップを付ける事をお勧めします。キャップがどうしても無い場合は、せめて、リードだけは外して移動したりする様にしましょう(´・ω・)
【マウスピースキャップの種類と選び方】
マウスピースキャップは、クラリネット用ならどれでもいいかと言うと、そうではありません。リードを止めているリガチャーと言う部品の種類によって、付けるキャップも変わってきます。
↑の写真のような一般的な形のリガチャーで、金属製のネジも手前で締めるタイプなら、細身のキャップが良いでしょう。
リガチャーには『逆締め』と言う種類があります。↑の様に、リード側ではなく、反対側にネジが来る様に止めるものです(たまに、逆締めのリガチャーを手前で締めたり、手前で締めるリガチャーを逆締めに付けてる方がいらっしゃいますが、逆締めかどうかの判断基準は、ネジを回すツマミが右側に来る様にする事、です(^^)/)。
この逆締め場合は、物によっては細身のキャップだと入らないor上に浮いて来てしまう…という事態になります。リガチャーのデザインによってどうなるかは様々ですが、ごついデザインや、ネジ部分が大きく飛び出ているものは太目のキャップを使うと良いですね。
革製などのリガチャーは基本的に本体がそもそも厚く、細身のキャップは入らない場合が多いかと思います。リガチャー購入時に専用キャップが付いてくる商品も多くありますので、迷ったら楽器屋さんに相談してみる事をお勧めします。(´・ω・`)
●セルマー B♭クラリネット キャップ 銀メッキ仕上げ
大手クラリネットメーカー、SELMER(セルマー)のキャップです。セルマーの手前締めの金属リガチャー用ですが、一般的な手前締めタイプなら使用にも問題ないかと思います。銀メッキだと楽器との統一も取れて、見栄えが良いですね♪逆締めのリガチャーは、物によっては入るかも知れませんが、保証はできません…。革製リガチャーなどごつい物は合いません。
●GALAX ギャラックス マウスピースキャップ B♭クラリネット用
若干太目。逆締めの金属製リガチャーにおススメ。革製品などのごついリガチャーには入らない可能性あり。ちょっと太目である為、一般的な手前締めのリガチャーに付けると、使えない事は無いですが、逆さにするとするりと落ちてしまうかも。
●マウスピースキャップ Bbクラリネット用/アルトサクソフォーン用 CA-2【逆締めリガチャー用】
これも若干太目。販売側も逆締めの金属製リガチャー用としていますね。
●BG リガチャーキャップ ACB1
BGの逆締め、ファブリック製(黒い皮の様な見た目)のリガチャー向け。太目です。
●BG リガチャーキャップ ACB5 E♭クラリネット用
E♭クラリネット用のキャップです。B♭クラリネットでは小さすぎて使えません。お間違いなく(´・ω・`)一般的な金属製手前締めのリガチャー用です。
●BG リガチャーキャップ ACB4 バスクラリネット用
バスクラリネット用です。B♭クラリネットでは大きすぎて使えません。ご注意を。
【初心者編Ⅲ】始めて1か月頃までに用意したい『あった方が良い』
■サムレストクッション
人と共有使用オススメ度★★☆☆☆
こんなの。右は多分BGの。左は…後ほどご説明致しますっ(´・ω・`)
楽器の親指に引っ掛ける部分に付けます♪
【サムレストクッションの役割①】
親指の痛みを軽減できる(ノД`)・゜・。
クラリネットって、楽器本体が意外に重いです。その重量のほとんどを右手の親指で支えます。こんな風に↓
結果、長時間吹いていると、親指や手首が痛くなってきて、腕、肩も凝ってきます。。(/_;)
サムレストクッションを使うと、親指の痛みを軽減できます。硬い金属をそのまま支えるよりはずっとストレスフリーになります。
クラリネット奏者の方でも、サムレストクッションは使う方もいれば、使わない方もいます。もうこれは好き好きですね。けれど、クラリネットを始めて間もない頃は特に、慣れない筋肉を使い、疲労もし易い為、演奏中に痛みを感じる方は、無理せずに、クッションを使う方が良いと思います。
【サムレストクッションの役割②】
右手小指が短い人も、キーが届きやすくなる(/・ω・)/
↑の写真にある私の楽器は、サムレスト(親指に乗せる金属部分)が上下に動かせます。が、楽器のメーカーやいつの時代のモデルかによって、サムレスト自体が動かないデザインの物もあります。学校の備品で年代物だと、結構見かけます。その場合、奏者の手の大きさ、指の長さがどうであれ、親指の位置の微調整が出来ず、結果キーに指が届かなかったり、穴を塞ぎにくかったり、支障が出て来ます。
その時に一役買うのが~このサムレストクッションです!(´▽`*)
クッション自体に多少の厚みがあるので、右手小指のキーが少しは届きやすくなるかと思います♪
【サムレストクッションの硬さ選び】
サムレストクッションは柔らかい方が良いのか、硬い方が良いのか?(。-`ω-?
について考えてみます。
『え?クッションだから、柔らかい方が良いに決まってない??』
まぁまぁ(´・ω・`)お待ちになって♪それぞれメリットがあるのよ♪ちょっくら、この項も読んでおくんなまし♪
・柔らかいサムレストクッション
これはご想像通り、柔らかめだと指にかかる負担が少なくなります。初心者の方や、親指や手の甲、腕などに痛みを感じる方は、柔らかめのクッションをお勧めします。
・硬めのクッション
硬めのサムクッションは指の痛み防止と言うより、クラリネットの操作性をより高める為の物とも言えます。クラリネットのほぼ全重量を親指で支える為、安定感が非常に大切になります。柔らかいクッションはぐらぐら軸がブレてしまいますが、硬くて長さも長い物だとより安定します。上級者向けですね。
●YAMAHA ヤマハ サムレストクッション
YAMAHAのサムレストクッション。クッション性が高く柔らかめ。親指によりフィットする様に出っ張りが付いているので、安定感もあります(´▽`*)
色はオレンジ、グリーン、ピンク、ブラウン、ブラック、ライトブルーから選べます♪
●ヤマハ サムレストクッションMサイズ ブラック
サムレストクッションに切込みが入っています。首から下げるストラップをお使いの方も、金具がひっかからないですし、可動式のサムレストのネジ部分も、この切込みのおかげで邪魔になりません。サイズはMサイズ。クッション柔らかめ。
●YAMAHA ヤマハ サムレストクッション Lサイズ ブラック
これはYAMAHAのクラリネットで、首から下げるストラップを付けるための穴が空いた金具付きの、大きめのサムレストに合った商品です。最新のYAMAHAのクラリネットをお持ちの方はこちらを(´・ω・`)クッションは柔らかめ。Lサイズ。
●BG ビージー フランス サムレストクッション スタンダード
BGのサムレストクッションです。YAMAHAより硬めですが、私にはこっちの方が自分に合っていましたね。サイズはスタンダード。
●BG ビージー フランス サムレストクッション ラージ
同じくBG。硬め。私は数年これを使ってました(´・ω・`)サイズはラージ。大きめです。
●ダンロップLPガス用ゴム管 内径9.5mm 長さ0.5m
え……(; ・`д・´)ガス管?!!
ええ。ガス管です。見間違じゃありませんよ(笑)私がセミナーで何度かお世話になった先生の勧めで、今はこれをもう何年も愛用中です(いたって真剣です)。短く切って使います♪
サムレスト金具、ネジ部分に引っかかるのが気になる場合は、この様に↑カッターで切込みを入れると、よりフィット感UP♪
これ、ガス管なので、ご想像通り結構硬いです。もう正直クッションとは言えない領域です。でもなぜこれを使うのか?
理由は二つあります。
①硬い方が安定する為、テクニック向上に繋がる。
②親指に触れる部分の長さを、自由に長く取れる為、より安定する。
この矢印で示した幅を、親指の太さより長く、はみ出る位に長めにとる事がポイントです!これにより、親指と楽器間で多少のグラつきがあったところも安定する様になるんです。これはやってみて初めて分かりますが、本当に安定度が全然違います。
これを教えて下さった先生は、セミナー受講生みんなに、ガス管を切って配ってました(笑)
最初は硬いので、サムレストに付けるのに苦労しますが、ゴムが慣れてくると、すーっと入るようになりますよ。
自分の指の回り方に、限界を感じていらっしゃる方は、是非これを試して頂きたいです。壁を越えられるかも知れませんよ!(*ノωノ)
難点は、慣れるまでが『親指がめっちゃイタイ!』(。-`ω-)
まぁ硬いので最初は仕方ないです。今では全然痛くないですよ♪
あと、ビジュアル的にオレンジは…と言う方に朗報(´・ω・`)
私はやっていませんが、オレンジ色が気になる方へ♪管の表面はオレンジですが0.5mm程内側は黒いです。よって、表面をナイフかカッターで削ってしまえば、黒いサムレストクッションになります!
『ガス管、安定するから良いよ!』と教えたオーボエの後輩が、表面削って使ってました!(^^)! なるほど!その手があったか!でもやってない私…(笑)
まぁお好みで。
■マウスピースパッチ
人と共有使用オススメ度★☆☆☆☆
マウスピースパッチは、マウスピースの上の前歯が当たるところに貼りつける物です(´・ω・`)
【マウスピースパッチの役割①】
前歯を直接マウスピースに当てると『滑る』(。-`ω-)
前歯の位置が固定されないとアンブシュア(管楽器を吹くときの口の形)が崩れ、演奏に支障が出たりします。その為、硬いマウスピースに直接前歯を当てるのでは無く、マウスピースパッチを貼って滑り止めとする訳です。
【マウスピースパッチの役割②】
マウスピースを傷つけたり、削れるのを防ぐ。
前歯で毎日何時間も触っている訳ですから、硬いマウスピースでも少しずつ削れていってしまいます。(ダブルリップ・アンブシュアでない限り…)
【マウスピースパッチの役割③】
これは私がセミナーに参加した時に先生が仰っていた事です。
『マウスピースパッチを厚い物を使えば、物理的にその厚さ分口が開く事になる。口に力を入れ過ぎたアンブシュアの改善や、口内空間を広げる為にマウスピースパッチを厚い物にすべき』
これ、私も同意見です。私にとっては音色や音程の改善にも繋がるきっかけになりました(*’ω’*)
【マウスピースパッチの選び方】
ポイントは厚さと質
色々試して自分に合ったものを見つけるのが一番です。参考までに私の体験をシェアしますね(^^♪
私は今は0.8mm位の厚いものを貼ってます。セミナーに参加した際に厚いパッチを使う事を勧められ、現在でも使用しています。厚い物を使う事で、口の開きが物理的に大きくなり、アンブシュアの改善になると言うのです。
まさかマウスピースパッチの厚さで音色や音程も変わるなんて、想像もしてませんでしたから、衝撃でした。もちろん、個人個人で向き不向きはあると思います。皆が皆、厚い物が良いとは思いません。でも試してみて判断する事をお勧めします。私にはアンブシュアを見直すきっかけともなりました。
セミナーで厚いものを勧められる前は、すごく薄い0.2mmとかのパッチを使ってました。が、、薄すぎたのと、私のアンブシュアが当時口を締め過ぎていたので、しょっちゅう破けてしまい、よく張り替えてました(^-^;
薄い物を使っていた理由としては、厚手のゴム製の物だと、なんかふわふわして、安定しない様に感じていた為です。その時の私にとっては薄いのがベストだった訳です。破けるの防止に、何枚か薄いのを重ねて使ったりしていた時期もあります。
結論。最終的には硬い素材で厚手の物が私にとってはベストと言う事で、非買品の皮製のパッチを貼りつけてます(*’ω’*)
あくまで私の見解です。大切なのは、人の意見は最小限の参考までに留め、自分で色々試してみて、試行錯誤する事だと思います(*ノωノ)
●バンドーレン マウスピース・クッション 0.35mmクリア 6枚入
これは使われている方も多く見かけます。定番ブランド、バンドーレンのパッチ。0.35mm。6枚入り。
●YAMAHA ヤマハ マウスピースパッチ Mサイズ 0.3mm MPPAM3
YAMAHAのパッチ。硬め。0.3mm。4枚入り。
●YAMAHA ヤマハ マウスピースパッチ Mサイズ 0.5mm ソフトタイプ MPPAM5S
同じくYAMAHA。柔らかめ。0.5mm。4枚入り。
●YAMAHA ヤマハ マウスピースパッチ Sサイズ 0.2mm MPPAS2
E♭クラリネット用です。硬め。全体的に大きさが小さいです。厚さも0.2mmと薄め。4枚入り。
●ノナカマウスピースクッション
昔はこれ使ってました。とにかく薄いのが良い!って方はコレ。0.2mm。4枚入り。
■譜面台
人と共有使用オススメ度★★★★☆
譜面台。別名ミュージックスタンド。楽器演奏する際に、楽譜を置く台です。机の上など、別の物で代用すると、楽器演奏時の姿勢が悪くなり、変な癖が付いてしまいます。出来れば、家で練習する時なども、譜面台を使って練習しましょう♪
【種類と選び方のポイント】
●重さ
譜面台は持ち運びに便利な折り畳み式の軽量タイプ、家や練習場など、決まった場所で使うのに最適な、安定するタイプなどさまざまです。
折り畳みの物にも、スチール製やアルミ製の本当に軽い物から、鉄?製の結構重たい物もあります。軽量タイプは持ち運びに非常に便利で、そもそも、そこそこ重量のある楽器プラス譜面台を持ち運ぶ訳ですから、会場までの移動中に疲れてしまったり、万一の手を痛めてしまう…などのリスクを軽減できます。
軽量タイプは軽くて持ち運びしやすい反面、大きな楽譜や分厚い楽譜、厚手のファイルなどを置くと不安定です。演奏中に倒れてしまう可能性も、場合によってはあります。
折り畳みでも鉄?製のそこそこ重量のあるものは、軽量タイプよりも安定します。が、やはり重いです(。-`ω-)
●素材
練習場や家に置いておくようには、折り畳みでなく、安定感の高い物がお勧めです。金属製(スチール製、アルミ製、鉄製など)から木製など、様々です。
●機能
演奏中譜めくりが出来る箇所が無く、3、4ページ続けて横に並べたい場合や、縦に長い譜面など、補助してくれるバーが付いている物↓
分厚い楽譜を開いて置いても、ページが勝手に戻ってしまったりするのを防ぐバーが付いてる物↓
ちなみにこの折り畳みタイプは、畳むとこうなる↓
鉛筆やリードなどをおいて置けるスペースが別途設けてある物↓
などなど(*´ω`)ご参考まで♪
●ウィットナー 譜面台
約1kgと重いですが、安定感抜群。ドイツ製で強度も◎ 黒一色。
●KC 譜面台 軽量アルミ製 MS-1AL/BK ブラック (ソフトケース付)
アルミ製で約432gと超軽量。色はブラックとマルチカラー。マルチカラーはカラフルで目立つ事間違いなし(笑)持ち運びに便利なソフトケース付。
お好みでチューナーとのセット注文も出来る様です。チューナー不要の場合は、タイプ選択で譜面台のみを選択(´・ω・`)
●ARIA アリア 譜面台 AMS-301B オーケストラタイプ
練習場や本番用などでの利用や、指揮者様におススメ。2.8kgと重めですが、安定感があり、厚手の楽譜も安心です。譜面戻りを防ぐバーも付いてます。
●KC 卓上譜面台 軽量スチール製 MS-140/BK ブラック (ソフトケース付)
譜面台だけを置くスペースがない場合や、机に向かって練習したい方用。卓上譜面台。
※木製の譜面台はいくつかAmazonにもありましたが、管楽器奏者向けに自信を持ってお勧め出来るものが見つけられず、紹介は控えさせていただきます(´・ω・`)
我が家にある木製のは使いやすいんだけどなぁ…似たようなのが無かった。。残念。
■メトロノーム
人と共有使用オススメ度★★★☆☆
メトロノーム。。それは過酷な練習を共にしてくれる戦友…(笑)
メトロノームについては、ピアニストのCちゃんとの対談コーナーも設けていますので、よろしければ覗いてみて下さいませ(*’▽’)メトロノームを使った練習法や、関わり方、テンポ感などについて、語りまくってます↓↓
対談♪ピアニストCちゃんをお迎えして♪テーマ『メトロノーム』その1
基礎練習や初期の曲練習の時など、大活躍するメトロノームは、一定のテンポを刻む機械です。この刻み音に合わせて練習するのが基本です。振り子式と電子式とがあります。
メトロノームは楽器の上達に欠かせません。特に木管楽器は、速いパッセージを演奏する事を求められる事が多い為、自分の感覚だけに頼らず、きっちりとしたテンポ感の中で練習する必要があるからです。
【種類と選び方のポイント】
●振り子式
ネジを巻いてから、振り子の原理を使ってカッチカッチ鳴らす、原始的なメトロノーム。
基本拍の頭でしか鳴らせず、細かい16分音符をぴったり合わせる練習等には、電子式の方がお勧め。
部活など、複数人でメトロノームに合わせる場合は、振り子式の方が音も大きく、多少離れた所からも目でも見える為、適しています。
大きくかさばる為持ち運びには不向きです。
●電子式
電池で動き、電子音がなります。拍の頭だけでなく、8分音符、3連符、16分音符、付点音符など、細かい刻みを入れて鳴らす事が出来ます。木管楽器の練習には必須アイテムと言えます。
振り子式に比べると音が小さい為、一人で聞いて練習するのに適しています。
物によっては、イヤホンジャックの差し込み口が付いているので、複数人同じ部屋で練習する時などに、イヤホンで聞くと便利です。
ごっついデザインの物もありますが、とっても小さいコンパクトな物まであるので、携帯に便利です。
●日工 メトロノーム スタンダード
振り子式。安心の日本製。ブラック、アイボリー、パールイエロー、パールピンク、パールブルー、レッドの6色。シンプルなデザイン。
●SEIKO セイコー メトロノーム 振り子式 スタンダード
時計で有名なSEIKOの振り子式メトロノーム。丸いフォルムが可愛い(*´ω`)ノアールブラック、スカイブルー、チェリーピンク、パステルイエロー、ピュアホワイト、ライムグリーン、ラベンダーパープルの7色。
●YAMAHA メトロノーム
ご存じYAMAHAの振り子式メトロノーム。ブラック、ピンク、ブルー、アイボリーの4色。
●Andoer ミニ 機械 メトロノーム
高さ11cmの超コンパクトサイズの振り子式メトロノーム。持ち運びたいけど、振り子式が良い!と言う方向け。
●ウィットナーメトロノーム
ドイツの老舗メトロノームメーカー、ウィットナーの振り子式メトロノーム。木目が綺麗で、落ち着きがあり、カッコいいですね♪(*ノωノ)
●KORG チューナー/メトロノーム
電子式メトロノーム。音の高さの確認をするチューナーの機能も付いてます。メトロノームとチューナーを同時に使用可能なデュアル機能搭載。吹奏楽やオーケストラ等所属の方は、一人一台欲しいお品。薄型なので、楽器ケースにも入れやすい。パールホワイトとブラックの2色。
●YAMAHA チューナーメトロノーム TDM-75DMN2 ミッキー&ミニー
こちらもチューナー機能搭載のメトロノーム。ミッキーとミニー柄でキュート♪YAMAHAなので機能性も抜群です。
●YAMAHA クリップ式デジタルメトロノーム
譜面台や衣服にグリップで付けて使用できる、超コンパクトタイプ。電子式メトロノーム。色は↑ブルーの他、ピンク、ヴァイオレット 、ブラック があります。チューナー機能は付いていないですが、シンプルで使いやすいと思います。
●YAMAHA 超小型・軽量 クロマチックチューナー&メトロノーム(クリップ付属)
こちらは直接楽器のベル部分に取り付けられるタイプの電子式メトロノーム。グリップの角度も変えられるので見やすい。チューナー付き。直接楽器に付ける為、他の音を拾ってしまう事もありません。マイクロフォン等、別途用意する必要も無し。純正な長3度、短3度の音程を示すマーク付きなのは驚き(; ・`д・´)私も欲しいかも…
●BOSS メトロノーム Dr. Beat DB-90
留学時代、先生がこれ使ってました♪まずとにかく音がすごく良い!というか、私が好きな優しい電子音でした。以下Amazonより引用↓。
4種類のリズムとアクセントの音量を自在に組み合わせることが可能。パターンの指定や繰り返し回数をメモリーできるループ・プレイ機能を使えば、曲のイメージに合わせた効果的なトレーニングが行える。さまざまなリズムを組み合わせてトレーニング用のガイドを作成したり、変則リズムの練習にも便利。
とにかく多機能です♪本格的に使えるので大人向けですね。私もいずれ買いたいお品です♪!(^^)!
■チューナー
人と共有使用オススメ度★★★☆☆
メトロノームコーナーでも少し触れましたが、自分が出している音の高さが正しい音程かどうかを測るのが、このチューナーです。吹奏楽やオーケストラなどに所属の方は必須アイテムです。
音程を機械で測るのは一つの目安として大切ですし、複数人数で演奏する場合、音程を揃える事は重要ですので、定期的にチェックする事をお勧めします。ただし、いつもいつも練習の時にチューナーばっかり睨めっこしていては、自分の耳で周りの音を聞いて合わせる、と言う訓練が出来ず、聞く耳も育ちません。適度に賢く使うのが大切かと思います♪(^^♪
最近はチューナーとメトロノームの両方が搭載されたものが多いですね。↑メトロノームの所で商品紹介しています↑
チューナー機能のみの商品はこちら↓
●KORG クロマチックチューナー
楽器を始めたばかりの時は、シンプルにチューナーとメトロノームと分けて持っていた方が、分かりやすく、使いやすいかも知れません。ちなみに私は今でもメトロノームとチューナーは別の物を使っています。これはもう好き好きですね。スピーカーから基準音を出すこともできるので、聞きながら合わせる事も出来ます。
■トーンホールクリーナー
人と共有使用オススメ度★★★★☆
↓このモールみたいなのがトーンホールクリーナー(´・ω・)針金が入っているので好きな形にに曲げられます。
【楽器の定期的なお手入れ】
クラリネットは細かいキーが機械の様に複雑に付いているため、ほこりや手垢などがキーの隙間や楽器本体に溜まりやすいです。スワブやタオルハンカチなどでの毎日のお手入れに加え、ぜひ定期的にキーの隙間や、トーンホール(キーの穴)を掃除しましょう(*’▽’)
吹奏楽などの団体さんも、月に一度(月一は理想ですが、難しければ半年に一回、最低でも1年に1回でも!!)のお手入れデーを設ける等して、皆で楽器メンテナンスに対する意識を高めていく事をお勧めします。
こんな感じに使います。
ちなみに、私はより細かい所は、クリーニングペーパーの端をよじよじして紙縒り(こより)を作って掃除したりもします(´・ω・`)トーンホールクリーナーだけだと針金の太さで届かない所もあるので。
【楽器の分解について】
さらに綺麗にしたい時は、楽器を分解して掃除しますが、皆様にはお勧めしません。。なにせ複雑怪奇?な為、元に戻せなくなる可能性ありです!!ご注意を。。ネジも止める順番がありますし、バネかけと言う専用工具も必要です。小っちゃいネジをもし無くしてしまったら…( ;∀;)
あと、分解後元に戻せたとしても、微細なバネの調整やネジの締め具合によっても、楽器全体のバランスが崩れる為、楽器修理屋さんに言わせると、リペアマン以外は分解しない方が良い…らしいです。。
まぁ、ここまで人に言っておいて、私はたまに分解するんですけどねっ!(笑笑笑)
でも私も、近日中に楽器屋さんに行く予定がある時に分解掃除する様にしてます。調整してもらえるので♪
上記をお読みの上、楽器の分解は自己責任でお願いいたします(^_^;)(分解も仕組みが分かって楽しいですよ?ふふふ・・悪魔の誘惑(。-∀-))
●ヤマハ トーンホールクリーナー
●ヤマハ 管楽器お手入れセット
こんなのもありました。個別でそれぞれ気に入った銘柄の商品を買うのも良いかと思いますが、まとめて買った方が楽!と言う方へ(^^♪
■楽器クロス&シルバーポリッシュ
楽器クロス…人と共有使用オススメ度★★★☆☆
シルバーポリッシュ…人と共有使用オススメ度★★★★★
楽器の表面、主に銀メッキ部分を磨くのに使います。本体のグラナディアと言う黒い木の部分もたまに優しく汚れを拭き取ってあげましょう。
楽器を磨くと心もなんだかすっきりするのよね(´・ω・`)♪
【磨く頻度】
シルバーポリッシュと言う、銀や銀メッキを磨くための、研磨材を使う際は、年に1、2回等、気になった時だけ磨くので十分です。研磨剤を使った手入れは、やりすぎると楽器を痛めてしまうため、クロスで落ちない汚れがある時だけなどに留めましょう。
シルバークロスやポリシングクロスなどで磨いてあげるだけで、かなりキレイにピカピカになります(*^▽^*)♪
クロスのみで磨くのは月に1回など、定期的に磨く習慣をつければ、汚れがたまって錆に変わってしまったり…(; ・`д・´)と言う事も防げます。
また、さっと撫でる(なでる)様に拭く(ふく)だけで、ぴかーーーーっと輝いてくれるので、何と言ってもモチベーションが上がるのも魅力(*^-^*)思わずにやけてしまいます(笑)
【クロスの種類】
YAMAHAから出ている二種類をご紹介しますね。
●シルバークロス…ポリッシュなどの研磨剤を使わずにそのまま布のみで楽器を磨きます。銀メッキの箇所を優しく拭き取ると輝きを取り戻します。
●ポリシングクロス…シルバーポリッシュと言う研磨剤を染み込ませて使うのにオススメです。シルバークロスと両方揃えておいて、使い分けるのが一番かと思います。
ご購入はコチラ(/・ω・)/♪
●YAMAHA シルバークロス(M) SVCM2
サイズM(290mm×310mm) 。研磨剤無しで使用。
●YAMAHA シルバークロス(L) SVCL2
サイズL (380mm×580mm)。研磨剤無しで使用。
●YAMAHA ポリシングクロス (M) PCM3
サイズM(290mm×310mm) 。シルバーポリッシュと併用をお勧め♪
●YAMAHA ポリシングクロス (L) PCL3
サイズL(450mm×450mm) 。シルバーポリッシュと併用をお勧め♪
●YAMAHA シルバーポリッシュSP2
銀や銀メッキに使用する研磨剤。ポリシングクロスと併用をお勧め♪
この続きは、また順次更新していきます♪(*’▽’)
コチラの記事も読まれています♪(´艸`*)
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