クラリネットのリードは一箱10本中2、3本しか良いリードが無い!と思っていませんか?

※2018/3/30更新

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 クラリネットのリードは一箱10本中2、3本しか良いリードが無い!と思っていませんか?

クラリネットのリードを一箱買って開けた後、吹いてみてがっかり…

と言う経験、ありませんか?

クラリネットのリードは、ばら売り、5本入り、10本入り、など種類によっても様々ですが、10本入りのリードを購入される方も結構いらっしゃるかと思います。

そこで質問ですが…

新しいリードを買って吹いてみて、10本中、一体何本のリードが『吹ける良いリード』でしたか?

恐らく、2、3本かと思います。ひどい時はもっと少なかったり…

で、リードに『〇』や『△』『×』など印をつけて、『〇』をメインに使ったり、本番やレッスン用にしたりしてそればっかり使っていませんか?

もしくは、『△』を練習なら仕方ない、と吹き難いにも関わらず、我慢して吹いていませんか?

そして『×』は…残念ながら日の目を見る事もなく、捨ててしまう…

この様な事、心当たりはありませんか?

私もクラリネットを始めた2、3年はこんな状況でした。

リードに関する過去の体験、クラリネットのリードを削る事でどうなったか?など、生々しい体験談をシェアします(^^♪

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リードに対するアプローチ方法

昔は私も、リードの良し悪しに振り回されて、本番前やレッスン前は特に、不安な気持ちになったものです。

せっかく練習をしても、リードが変わればがらっと吹き心地が変わってしまい、今までと同じアプローチで出来た事が微妙に完成度が落ちてしまったり…

で、またそのリードに合わせて、吹き方を変え、また練習。

せっかく良い感じに仕上がっても、天気が変わったり湿度や温度によってまた吹き心地が変わってしまう…

そして、そんな状況下でも、こう思っていました。

『自分がもっと上手くなれば、どんなリードでも吹きこなせるようになるはず!』

『リードに振り回されるのは、自分が下手だからだ。だから、もっともっと練習すれば、いつか報われるはず!』

自分で言うのもなんですが、なんとも日本人らしい真面目な考え方です(^^;

それはそれで良いのです。そんな時代があったから、今があると思っていますから。

でも!!

今は↑の様には思いません。

吹き方を全部リードに合わせていたら、音楽的に『こんな風に吹きたい』と言うのが、純粋には出来なくなってしまいます。

『ここは、こんな雰囲気で、こんな感じで吹きたい』と思っても、リードが合っていないとどうなるか。

『こんな風に聞こえる様にこう吹くか…』

という、ちょっと斜めにアプローチしなくてはならなくなります。

音楽的アプローチに妥協が生まれてしまいます。

この違い、伝わりますかね(^^;

コレ、伝わる人には伝わると思うんです。

もちろん、市販のリードそのままで、リードに自分を合わせて吹く事、その技術を突き詰めて行くのも良いでしょう。

そうしたい方はそれで、全然良いと思います。それも突き詰めて上手くなれば、音楽的アプローチも妥協ではなく、本物になれるでしょう。

でも私はそれが嫌だったんですね。

一箱10本中2、3本としたら、約1/5。

その1/5の確率に自分のクラリネットの吹き心地の運命を委ねるのが嫌だったんです。

私も昔は、新しいリードになる度に、リードの特性に合わせて上手く吹けるように、スケールなどの基礎練習から徹底してアプローチをしていました。

でも、私の中に疑問がありました。

『毎度この様に微妙にリードの特性が変わって、基礎を構築し直してばかりいては、曲のアプローチを本当に深く追求するところまで辿り着けないのではないか…?』

音楽を突き詰めて学んで行き、自分の内側から湧き出る様に自然に、人々の心に深く届く様な音楽を奏でられる様になるには、本当に膨大な時間と労力が必要です。

私は、『クラリネットの吹き方を極めたい』というよりは、一番強く望んでいるのは『音楽を極める事だ』と感じており、クラリネットはもちろん大好きで愛していますが、音楽を極める為の手段として、クラリネットを通して音楽を奏でているに過ぎません。

なので、リードが変わる度にそこに自分を合わせるより、自分が吹きたい感じに吹けるように、リードを自分に合わせる、と言う事の方が理にかなっていると考えた訳です。

そこからです。私のリードとの真正面から向き合う様になったのは。

リードを削り始めた頃の話

自分が吹きたい感じに吹けるように、リードを自分に合わせて削る

ゴールは定まりましたが、もちろん最初から上手く行くはずがありませんでした。

周りは素直に購入したリードで練習を黙々と進めて行く間、私は良いリードとは何か?を探し求めて、色んなリードを試し、削って、調整し、失敗を繰り返していました。

ケーン材という筒状の竹の様なリードの原料となる材まで買って、専用の機械もない中で一から手で削ったりしていました。

その間周囲はみんな練習している訳ですから、どんどんレベルが引き離されていく感覚に陥り、焦りました。

周りにクラリネットのリードを削ったり作ったりしている人は一切いなかったので、誰も教えてくれません。先が全く見えない暗闇を一人ぼっちで歩いている気持ちでした。

良いリードが出来ず、レッスンの準備もままならないまま臨み、先生に『リードが分からないんです…』と恐る恐る告げ、私の作ったリードを先生が吹いた時、首を横に振って『これじゃあダメだ』と言われ、話にならないからと、レッスンも即終了してしまい、私は自分が一体何の為に何をやっているのか分からなくなり、大学の練習室のドアの影で一人泣いた事もありました。

それでも、悪い事ばかりではありませんでした。

ピアノの後輩のお父さんが趣味でクラリネットを吹かれる方で、合わせ練習で後輩の家にお邪魔した時に、私がリードを削っている事を知った後輩のお父さんが、『珍しいね!いまどき自分で調整するなんて。この本、もう使わないからあげるよ、頑張って!』と、クラリネットリードの調整法が書かれた本をくれました。

また、オーボエの友達にも、オーボエではこんな時はこう削る、など、色々と教えて貰いました。

そして、オーボエの先生がオーボエ門下生に対して行っていた『リード合宿』というのがあったのですが、先生のお宅で皆で一緒にリードを削るというものです。そのリード合宿にクラリネットの私も呼んでくれたのです。色々と学ばせて頂きました。

それらを応用して、だんだんと良いリードが少しずつ分かって行きました。

歌にある、『一日一歩、三日で3歩、3歩進んで2歩下がる』

ではないですが、本当に進んでは後退、をずっと繰り返してきた様に思います。

大学のオーケストラの授業でも、使えるくらいのリードも、たまに作れるようになりました。

そして、ずっと試行錯誤を続けて来た今では、昔感じていたような、『次の本番のリードは大丈夫だろうか?』という不安や悩みはいつの間にか全く感じなくなっていました。

と言うか、この記事を書くまで、そんな事で悩んでいた事は忘れていました(笑)←嫌な事はすぐ忘れる(^^;

リード調整をする様になって見えて来る世界

『次の本番のリードは大丈夫だろうか?』という不安や悩みが無い状態…

これって本当に私にとっては凄く大切なことで、演奏や音楽、練習に集中出来るんですね。リードがこのままだとまずい…どうなるか先が見えないから心配…という悩みがないだけで、心のゆとりも違います。

ぜひ、これを皆さんにもお伝えしたいのです。

今では、リードを1から作るという事まではしていません。時間がかかり過ぎてしまうからです。

今は市販のリードに少しだけ手を加えて、自分の好みのリードに調整して使っています。

1からリードを作っていた時代もあったからこそ、一つの答えが私の手の中にある感覚です。

それが、『安心感』です。

その『安心感』をリードで悩んでいる皆さんにも、ぜひ味わって欲しいのです。

1からリードを作らなくても、市販のリードにちょっと手を加える方法を知っておくだけで、一生この『安心感』を持って、残りのクラリネットライフを送れるのであれば、本当に楽しいと思います♪

私の様に遠回りをした人のエッセンスをあなたにお渡しして、ぜひその『安心感』を手に入れて、楽しいクラリネットライフを送る為の技術を最短距離でGetしちゃって下さい(^^)

リードでの苦労が分かるからこそ、一度あなたにもリードと正面から向き合って頂きたいと思うのです。

もしかしたら、削る事自体を面倒に感じられるかも知れません。

でも、同じ時間をかけるなら、リードに慣れる為の練習の多くの時間の一部を、リードを調整する事に使えば、ずっと楽に心地よく吹けるようになるのであれば、調整法を学んでいた方が断然効率的だと思います。

もちろん、誰でもすぐに削れるようになるわけではありません。

闇雲に削っても、私の様に惨めな時間を過ごしてしまう事だってあるでしょう。

でも、基本的な削り方をおさえて、リードとしっかりと真正面から向き合えば、必ずリードも答えてくれます。

そのお手伝いをしたいと、私は考えています。

リード調整(削り方)勉強会

いままで、リード調整については個人レッスンや、吹奏楽のクラリネットパートレッスンの際にちょこちょこっとお伝えしてきました。

でも、リードの事ばかりも出来ないので、あまりじっくりとリードと向き合うと言う時間は取れなかったんですね。

そこで、リードの削り方の基礎となる部分を集中的に学べる勉強会を札幌にて開催!!!(*^-^*)

※遠方の方はオンライン(スカイプ)でのリード調整勉強会もございます♪→オンライン勉強会の詳細はコチラ

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※2018/6/2追記

最新のリード調整勉強会(対面)のお知らせはコチラ↓下の記事に勉強会の詳細カリキュラムも載せていますので、ご検討中の方は参考にしてみて下さいね(^^♪

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基本的に受講生と私との日程調整の上、日時を決定します。

その後、同じ日時でご都合の合う受講生を募集して実施しています。

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多くの方にお伝えしたい内容ですが、お一人お一人の実践の様子に目が届く様にする為、1回の勉強会につき10名様限定とさせて頂きます。

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クラリネットまたはバスクラリネットの楽器を吹かれる方。経験年数、プロアマなどは問いません。当日楽器とリードをお持ちいただける方、と致します。楽器の貸し出しはありません。
※Esクラでも、今回の勉強会の内容で、リードの調整は可能ですが、初めてリードの調整をする場合、Esクラで勉強するには不向きですので、B♭管クラリネット、A管クラリネット、バスクラリネットのいずれかをご持参の上ご参加下さいませ。

また、別途、プロのサックス奏者の方を対象に、当勉強会の無料モニターも募集しております!!メッセージを頂ければ詳細をお伝えいたしますので、お気軽にお問合せ下さいませ☆

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