今回はタンギングの練習方法についてシェアしていきます。
以前タンギング(舌つき)奮闘記の中でも、タンギングの基本的なアプローチの仕方についてご紹介しました。まだこちらを読んでいない方は、目を通してみて下さいね♪
では、さっそく(*^_^*)
アタックを見直す
音の出だしの発音の事をアタックと言います。このアタックを見直す事から始めましょう。
メトロノームに合わせて速いテンポで練習するのも大切ですが、まずは、そもそもの音の出だしに注目します。
一音を出す時に、狙ったタイミングで音を出せるかどうかがポイントです(*^_^*)
メトロノームをゆっくり、例えば♩=50のテンポで鳴らし、1つの音をタイミングを狙って一度だけ出します。この時、まずは舌をつかずに吹いてみます。2拍くらい伸ばして止めます。
♩=50くらいのテンポなら、1拍かけて息を吸って次の拍で音を出し、2拍伸ばして止める
くらいが良いかも知れません。
これが出来たら、次は同じ要領で、1音だけ出すのですが、舌をほんの少しだけ軽くついて、伸ばしてみます。
1つの音を一回だけタイミングを狙って吹きます。2拍程伸ばして止めます。
この時、自分が思っていたタイミングで、ちゃんと音が出ましたか?
思っていたより、一瞬遅く、音がなっていませんか?
ここを、物凄く厳密に、メトロノームの『カチン』にぴっっったり合うように練習します( ´ ▽ ` )ノ
自分の体で、どれくらいの吹き込み具合で、口の形で、音がなり始めるのか、見極めましょう。
なぜアタックが遅くなるのか
上のステップで、中々思ったタイミングで出せない人は、次の原因が考えられます。
●アンブシュア(楽器を吹く時の口の形)を吹く直前で作っている為に、間に合わずに遅れる。
→息を吸う段階でアンブシュアを作っておきます。
●舌をつく時に、リードにべったり舌が触れすぎている。
→舌は先端付近でほんの少しだけ触れるだけで充分です。触れるか触れないか位のところで、微調整してみて、音のタイミングを合わせ易いポイントを探しましょう。
●トーンホール(指で塞ぐ穴の空いたキイ)を塞いでいる指がほんの少しでもズレている、隙間があいている。
→指の腹で、しっかり塞ぎます
これらのポイントに注意して練習して行き、自分の身体と、楽器の距離を縮めていく事で、思った通りのタイミングで、繊細なアタックが出来るようになります♪(´ε` )
まずはアタック。
これが出来たらいよいよタンギングのリズム練習です♩
長くなってしまったので、次回書きますね(*^_^*)
楽しく頑張りましょうね( ´ ▽ ` )ノ
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