タンギング(舌つき)奮闘記&練習方法 基礎編

皆さん、タンギングは得意ですか?(´・_・`)

私はこの、タンギングに長年悩まされて来ました。

あまりの出来なさに、トラウマになるほどでした。

『自分はタンギングが苦手』

と言うレッテルを自分自身に貼っていました。

レッスンに行っても
『んーー、音が鈍いなぁ』

と言われ、でもどうすれば直るのか分からない…

練習が足りないのか、やり方が間違っているのか…

暗闇の中をさまよい歩いている気分でした。

ある程度までは気合いと練習量でカバーできるのですが、それ以降が成長出来ない…

そんな感じでした。

今では『自分はタンギングが苦手』と言う自分自身に対するレッテルは外れました。
まだまだ、改善の余地があると思っているので、これからも精進して行こうと思います( ´ ▽ ` )ノ

で、今までの取り入れてきた、私が参考になった、タンギングを速くするためのポイントを、いくつか紹介します。

そもそもの吹く時の舌の位置を見直す

●舌の奥の方は、両サイドを上奥歯に付けます。
●舌の先端の方は、下に下げます。

タンギングは口内の舌の動きによってされる為に、実際には自分でも見る事ができませんし、先生も口の中を見る事が出来ません。

自分で舌の動きを強く意識して、感じるしか無いのです。

タンギングする時のリードの先端に触れる舌の部分を見直す

これは、人によって個別差があると思います。舌の長さや歯並びによっても、一番良い舌つきの位置と言うのは違うと思います。

ただ、今まで教わってきた先生の多くは、舌の上側で、舌の先端から2mm〜1.5cmくらいの所、で舌をリードに当てるのが良いとしています。

舌の短い人はより先端で、長い人は少し内側をリードに当てる。

こればかりは、色々実験してみて、自分のベストポジションを見つけるしかありません。

参考にしてみて下さい。

私はこの事を知るのにだいーーぶ長いことかかり遠回りをしてしまいましたm(_ _)m

長いこと舌の裏側でタンギングをしていたのです!!Σ(゚д゚lll)
これが間違いでした( T_T)

舌の裏側や自分に合っていない位置で、リードに速く触れたり離したりする事には、限界があるようです。
私は根性だけで、裏側で付いて乗り越えていましたが、あるレベルで限界が来ました(T . T)泣

まぁ、それまでのリサーチが悪かった私の責任なので、自業自得ですね。

ほとんどの人は舌を速く動かせる!言葉を話せるのですから。速く動かせないのは、やり方が間違っている可能性が高い。

私は長年、自分の舌が鈍いのだと思っていましたが、やり方が間違っていただけでした。

自分の舌が鈍い、タンギングが苦手、と言う意識がどんどん強くなるにつれ、余計な力が入り、速く舌を動かそうとして、ますます遅くなってしまいます。
変なプレッシャーを自分にかけることは止めましょう。

リラックスして練習する

↑と同じ様な事ですね。何が何でもやってやる!と言う気持ちも大切ですが、身体に力が入ってはいけません。

ディディディやジジジの発音を意識する。

この発音が、楽器をくわえてタンギングする時の口内の形に近いかと思います。

これも諸説ありますが、この発音が、アンブシュアを崩さずに、一番上で説明した正しい舌の位置を意識したままタンギングが出来るかと思います。

楽器で練習するだけでなく、言葉で発音練習する事もおすすめです。

舌を速く動かそうとしない。最小限の動きにするように意識する。

楽器をくわえての練習だと、どれくらい動いているか分からない場合は、言葉で発音練習をしてみて下さい。

その際、舌がどれくらい動いているか、感じましょう。その発音で最小限の舌の動きで出来る様に練習します。

この練習は、ディディディやジジジ以外の音(おん)、タタタやナナナ、ダダダ、ラララなど、色んな音でやってみます。

それで自分の舌がどこについたときに発音されているのか、どれ位動かせば舌が上顎から離れるのか、などをじっくり感じます。

この練習は楽器をくわえずに行いますし、口内の形も実際楽器を吹く時のものとは違うので、一見、意味のない事の様に思われますが、『舌を微細な動きに慣れる』『細かいコントロールができる様にする』『舌を観察する訓練』などになります。

以上です(*^_^*)

良くないやり方で、変な癖をつけてしまうと、直すのが大変です。↓参照

私はそれで色々苦労しました。

皆さんは少しでも早い段階で、自分に合った正しいタンギングの仕方を身につけられる事を願っています。

今日も楽しく音楽と関われますように(=´∀`)人(´∀`=)

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