練習方法 基本5★指が回るようになる練習

先日から連続で紹介してきました、練習方法 基本シリーズ♩(*^_^*)
波に乗ってきたのでこの流れで5に突入(笑)

前回、練習方法基本4で、自分で解決方法を見つける為の大切なプロセスについて触れて書きました。
とても大切ななので、皆さんが今のレベルから一歩前に進むために、是非一読をお勧めします♪(´ε` )

今回ご紹介するのは、私がクラリネットのレッスンに行き始めて割とすぐの頃に、先生に教えて頂いた方法です。

練習方法基本2練習方法基本3でも例に出しましたコレ↓

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ドレミファソラシド

これを例題に説明していきますね。
粒が揃わない、連符が続くなどの場合の練習方法です。
題して『分解練習』( ´ ▽ ` )ノ

では早速方法からご説明♩(*^_^*)

分解練習1

例題のドレミファソラシドは、16分音符なので、拍の頭がドとソにあり、意識がそこに強く集まります

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自然と頭の中は↑の様な意識になっています。
この意識を崩して、分解して再結合する事で、脳の癖、指の筋肉の癖をほぐします。
それが分解練習です( ´ ▽ ` )ノ

???
どゆこと???(O_O)???

安心して下さい。誰にでも出来る練習方法ですよ(笑)

具体的に説明しますと〜♪(´ε` )

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この様に区切りなおし、3連符で吹きます。
こうすると意識がドとファとシに行きます。
頭の中のイメージ↓

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※脳の意識が、『アクセントが付いている』と言う意味です。特にアクセント、タンギングをして吹くわけではありません。あくまで実際の音はレガートで、スラーで吹きましょう。

3連符は上手くできましたか?(*^_^*)

いつも16分音符で吹いている楽譜を、3連符に頭の中で換算して吹くのは、慣れるまでは難しいかも知れません。
脳トレだと思って、楽しんでやってみましょう♩

分解練習1 応用編

頭の中での換算は出来たけど、やはり指が転んじゃう…3連符も粒が揃わない…

という場合の練習方法もここで先に載せておきますね(´・_・`)
次を早く知りたい方は下の分解練習2へ飛んで下さい。

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この練習方法です。

これもリズムパターンを変える事で、必ず出来る様になりますd(^_^o)

3連符練習方法①

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3連符練習方法②

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3連符練習方法③

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これらを、出来るテンポから、メトロノームに合わせ、自分の限界のテンポまで上げます。限界まで上げると言っても、きっちり、合わせられるテンポまでですよ(>_^*)

この3種類のリズムは、全部一度やってみて、上手くいかないリズムを中心に、練習するだけで、筋肉がほぐれますd(^_^o)
全部のリズムをしっかりやると、より定着します。時間がある時は全部のリズムを行いましょう♩

今回は分解練習1の応用編として、このリズム練習を紹介してますが、もちろん、元々が3連符の楽譜の練習にも取り入れてみて下さいね

分解練習2

応用編でちょっと話が逸れましたが…
次の分解練習に行きましょ〜♪(´ε` )

最初に提示した例題ではフレーズが短いので、少し長めの例題で(´・_・`)

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この練習をするとします。

レガート、スラーで吹きますが、頭の中では…

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この様に強拍に意識が置かれていると思います。
察しの良い方はきっと予想がついてると思いますが…これを〜…

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この様に今度は5連符にして、意識をする音をずらします。これももちろん、スラーでレガートで吹きましょう♪

5連符にすると

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意識がファに重きが置かれます。

意識を別の音に持っていく事で、脳の癖、指の筋肉の癖をほぐすイメージです。

分解練習3

分解練習の仕組みはご理解頂けたでしょうか??(*^_^*)

あとは、これらを必要に応じて、下記の様に練習してみて下さい♩

6連符
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7連符
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32分音符
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この最後の32分音符は、一見、元の16分音符の練習と変わらないのではないか、と思いがちですが、違うんです( ̄ー+ ̄)

音8個分で1つの塊と意識するんです。

ピンク色のと上の

の事だけ大切にします。ソと上のラは重きを置かずに通り過ぎます。

まとめ

以上。長くなりましたが…まとめです_φ(・_・
連符など、運指が難しい箇所の練習は

●3連符、5連符、6連符、7連符、32分音符にリズムを換算して行う。

●レガート、スラーで、メトロノームに合わせで出来るテンポから、自分の限界のテンポまで実施。

●3連符が上手くいかない時は、さらに3つのリズムに変えて行う。

※時間がない時は、3つの内、苦手なリズムだけ行う。

いかがでしたか?(*^_^*)
これらは、本当にやったらやった分だけ、面白いほどに指が回る様になりますよ。
一緒に頑張りましょう♪(´ε` )

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