楽器を演奏する方は、基礎練習は大切である、と言う事を、口を酸っぱくして言われてきた事と思います。
私はどちらかと言うと、基礎練習は大切だからやって来たという様な優等生タイプでは全くなく、ただ単に基礎練習の様な単純な練習も好きだったからやって来た;^_^Aというタイプです。
真面目な方などは、好き嫌い関係なくきっちりスケールの練習をする、という方もいらっしゃるでしょう。
高校の頃、基礎練習はつまらないから嫌い、と言っている子がいました。曲を吹いていた方が楽しいじゃん、と。
まぁ、曲を吹くのが楽しいのは言うまでもないですが、基礎練習にも楽しさは見出せると私は思っています(*^_^*)
どうせやるなら、義務感でやるより、楽しんで出来たら良いですよね♪
これまで、スケール(音階)の練習方法や、タンギングについて(タンギング(舌つき)奮闘記、タンギング(舌つき)練習方法1、タンギング(舌つき)練習方法2)、ロングトーンについて(ロングトーン練習方法①、ロングトーン練習方法②)などの基礎練習についていくつか書いてきました。
まだ読まれていない方は、ぜひ目を通してみて下さい♩
日本には合気道という武道があります。昔、合気道の師範の映像を見た時は衝撃を覚えました。
身体の動きが、私の想像を遥かに超えていました。
なぜそう出来るのか、全く理解ができなかったのです。
人間業とは思えない、まさに神業。
そんな印象でした。
私は全然詳しくないのですが、合気道も基本的に型の反復練習によって身につける様ですね。
反復練習
これは、ただ単に慣れるため、だけでは無いのです。
同じ事を繰り返す事で、身体の感覚がどんどん研ぎ澄まされ、やればやる程に細かい違いに気がつく様になります。
やればやる程に顕微鏡のレンズを倍率の高いものに交換していく様な感覚。
より細かい所が見える様になり、細かい調整が出来る様になってきます。
そこにどれだけ焦点を合わせるか。
どれだけの事に気付きを持てるか。
これが、成長、レベルアップに繋がるのですね。( ´ ▽ ` )ノ
ノルウェーに留学中、練習室にいると、いつもトランペットのスケールの練習の音が聴こえてきていました。
吹いているのは音大生で、北欧人にしては背の小さい、でもプチマッチョな彼。
ほんっっとに、いつ行ってもスケール吹いてるんじゃ無いかってくらい、基礎練習してました。
その彼が曲を吹くと、まるでトランペットでは無く、木管楽器を吹いているかの様な滑らかさΣ(゚д゚lll)
木管楽器の私も負けてられない!と思い、スケールばっかりやってた時期もありました(笑)
あー、記事を書いてたら、練習したくなりました(笑)
今日は徒然なるままに書いてみました♩
今日も楽しく練習できます様に♩(´ε` )
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